2008年7月28日月曜日

VOW WOW

BOW WOWでもBOW WOW WOWでもありません、VOW WOWです。
1980年代のJAPANESE HEAVYMUSICではLOUDNESSが有名ですが、私は圧倒的にヴァウ・ワウ派でした。
アルバムの三作目が当時のヤングギターでレビューされていて、そこに「今年のベストアルバム候補」みたいな書かれ方をしてたんでそれを鵜呑みにして即購入^^

初めて聴いた時の衝撃はちょっと忘れられないですね、「ええっ?ホンマに日本人なん?」みたいな感じ。
げんき師匠のヴォーカルは、その声量といい英語の発音といい他の日本人ヴォーカリストとの圧倒的な差を見せ付けられた感じでした。
れい師匠のドラマチックな作曲やキーボード、きょうじ師匠のメロディックなギターソロも心に響きまくりです。

洋の内外を問わず、このバンドが出す音の特徴は一言で言えば「曲に湿り気がある」という事。
アメリカでもなく、イギリスでもなく、日本の風土に根ざしてるとしか思えない独特の「湿度」が全篇に含まれている感じがするんですよね。
ほんと、特異だと思います。同じ「空気感」を漂わせるバンドを私は未だに見た事がありません。

ハードな音がお好みのあなたには、私が最初に聴いたアルバムの3枚目がお勧めですが、アルバムとして曲のツブが揃ってるなぁと思うのは断然4枚目です。
なんせ収録曲の「平均点」が高いのなんのって。
ベストアルバム常連曲以外のお勧めとしては「WAR MAN」「GIRL IN RED」あたりが私の心を捉えて放さないですね。

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