2009年4月2日木曜日

ニュー・シネマ・パラダイス(Cinema Paradiso)

『ニュー・シネマ・パラダイス』は、ジュゼッペ・トルナトーレ
Giuseppe Tornatore 監督によるイタリア映画。

1989年公開。
イタリア語の原題は Nuovo Cinema Paradiso で、
アメリカなどでは Cinema Paradiso というタイトルで公開された。
原題は、物語の舞台である映画館の名前。

中年男性が、映画に取りつかれた少年時代と青年時代の恋愛を回想する物語。
感傷と郷愁、映画への愛に満ちた作品である。

後述の劇場公開版が海外において好評を博し、しばらく沈滞期に入っていた
イタリア映画の復活を、内外一般に印象付ける作品となった。

キャスト
サルヴァトーレ・ディ・ヴィータ(少年期):サルヴァトーレ・カシオ
サルヴァトーレ・ディ・ヴィータ(青年期):マルコ・レオナルディ
サルヴァトーレ・ディ・ヴィータ(中年期):ジャック・ペラン Jacques Perrin
アルフレード:フィリップ・ノワレ Philippe Noiret
エレナ:アニェーゼ・ナーノ
エレナ(婦人):ブリジット・フォッセー Brigitte Fossey

スタッフ
監督・脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ Giuseppe Tornatore
製作:フランコ・クリスタルディ Franco Cristaldi
音楽:エンニオ・モリコーネEnnio Morricone

サウンドトラック
映画の内容と相まって、巨匠エンニオ・モリコーネ Ennio Morricone のサウンドトラックは評価が高い。
「この音楽があったからこそ、本作が名作たり得た」との評論についても、多くの人が当然と考えている。
特に、主題である“Cinema Paradiso”というトラックは非常に有名であり、映画自体を知らない人にとっても、この旋律は聞いたことがあるという人も多い。
感傷的なメロディーであり、映画を観る者に強烈な印象を与える。

今やサウンドトラックとしては非常にポピュラーであるため、日本生命をはじめ、さまざまな企業CMに使われているほか、テレビ番組からも頻繁に流れてくる。
イタリアのジャズ・トランペット奏者ファブリッツィオ・ボッソ Fabrizio Bosso も、アルバム『Nuovo Cinema Paradiso』で、テーマ曲を取り上げたほか、パット・メセニー Pat Metheny とチャーリー・ヘイデン Charlie Haden のデュオ作『ミズーリの空高く』、クリス・ボッティ Chris Botti のアルバム『When I Fall in Love』など多くのミュージシャンがカヴァーしている。
日本では、ギタリストの渡辺香津美がアコースティック・ギターをメインに用いた『おやつ』、 大賀好修がB'zの松本孝弘のソロ・ワークス『Theatre of Strings』でカヴァーしている。

2 件のコメント:

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