2008年7月31日木曜日

VAN HALEN

いやいや、いつ聴いても燃えますなぁ、ヴァン・ヘイレンは。
初めて知った時にはもう「JUMP」がMTVで流れまくってる頃でした。
だもんで最初に買ったアルバムはもちろん「JUMP」が入ってるやつ・・・ではなく、ファーストアルバムです^^
・・・ビビリましたね。
あのギターのアグレッシブさ、他のギタリストとは元々一段違う所に立ってるのかと思わせる自由さ。
私がそのアルバムを聴いたのは、発売されて既に7~8年は経っていたと思うので、それに影響を受けてプロになったようなフォロワーが既に世界中にあふれていました。
発売当初に、何の前知識も無くこのアルバムを聴いた人達は相当ショックを受けたのだろうと思えます。
きっと私が大友克洋の「童夢」を読んだ時みたいだったんだろうなぁ・・って、伝わりにくいですか^^

さて私にとってのVAN HALENで、ギターと並んで重要なのはヴォーカルのデイブ師匠。
なんでしょうね、この人は。
この人、私にはオジー師匠と同じ香りがするんですよね。
私は元々「上手い」とか「凄い」とか技術的に秀でた人のその部分を好む傾向が強いんですが、このお二人だけは例外なんです。
歌、上手くない。
けど、誰も同じようには歌えない。
これが「味」っちゅうやつなんですねぇ^^
お勧め曲はファーストアルバムの「I`M THE ONE」いい曲なのに意外と冷遇されてますよね。

2008年7月30日水曜日

ARETHA FRANKLIN

私が中学生の頃、THE BRUES BROTHERSという映画が上映されました。その中でソウルフード屋の女将をしてたのがこの人、ARETHA FRANKLIN
言わずと知れたSOULの女王。
しかし当時の私はテレビやラジオから勝手に流れてくる日本の曲にしか興味が無く、(ちなみにピンクレディー、ミーちゃん派^^)ソウルというジャンルがある事すら知りませんでしたのでアレサの顔と名前が一致したのは、それからずいぶん後になります。
ビビリますよね、あの歌のうまさ。
ソウルを歌う人には、幼い頃から教会でゴスペルを歌ってきたという経緯を持つ人が多く、アレサもその一人なのですが改めて歌を聴いた時の上手さへの衝撃と、何でこういう人を今まで知らないまま生きてこれたのだろうという疑問、今でも忘れられません。
一応その後、なぜ今まで知らなかったのかという疑問だけは解決しました。
1、私はロックを中心に聴いていた
2、ソウルシンガーの多くは幼い頃から教会で歌ってる、いわば叩き上げの実力者
3、教会で歌うという事は、敬虔なクリスチャンであり、神様の為に歌っている
4、ドクロのTシャツを着て退廃的な歌は歌わない
5、ロックヴォーカリストにはならず、結果的に私の耳には届かない
ね、解決するでしょ?^^;
お勧め曲は色々あるのですが、ここはやっぱり映画でも歌ってる「THINK」ですかねぇ。
アレサのアルバムに入ってる方では無く、映画のサントラの方です。
テンポの「吹っ切れ感」が最高です。
一日でも長生きして歌い続けて欲しいですね。

2008年7月29日火曜日

BEST ALBUM

今回は「ベストアルバム」との付き合い方について。
あなたは好きなアーティストのベストアルバム、聴きますか?
私はよく聴きました。
好きなアーティストがベストアルバムを出せば収録曲がカブッてても買うし、ちょっと気になるバンドがあったら、とりあえずベストアルバムを買ってみます。
今まで散々買っておいてこんな事を書くのもどうかと思うのですが^^気になるバンドのベストアルバムは買わない方がいい、と最近は思っています。
アーティストにもよりますが、ベストアルバムというのは便利なもので代表曲やヒット曲が網羅されています。
ちょっと気になるアーティストの事を手っ取り早く知りたいという時には本当に便利な存在です。

けど、ベストから入ると、そこから発展しなくなりませんか?
気に入ったらオリジナルアルバムも聴いてみようと思って購入するんだけど実際にオリジナルに足を踏み入れる事になるアーティストって少ないですよね。
それはベストアルバムで充分だと感じたからなのかも知れませんが実はそうでは無い。

オリジナルアルバムから入ってベストを聴いた時、ある「不満」が出ますよね?
「あれ?あの曲は入ってないの?」って。
自分にとっての「ベストソング」が市販のベストアルバムに入ってない事を経験から知ってるはずなのに、ベストアルバムから入るとその事を忘れちゃう。
もったいないですよね、それって。
気になるアーティストがいたら、まず自分の勘を信じてオリジナルアルバムから聴いてほしい。

2008年7月28日月曜日

VOW WOW

BOW WOWでもBOW WOW WOWでもありません、VOW WOWです。
1980年代のJAPANESE HEAVYMUSICではLOUDNESSが有名ですが、私は圧倒的にヴァウ・ワウ派でした。
アルバムの三作目が当時のヤングギターでレビューされていて、そこに「今年のベストアルバム候補」みたいな書かれ方をしてたんでそれを鵜呑みにして即購入^^

初めて聴いた時の衝撃はちょっと忘れられないですね、「ええっ?ホンマに日本人なん?」みたいな感じ。
げんき師匠のヴォーカルは、その声量といい英語の発音といい他の日本人ヴォーカリストとの圧倒的な差を見せ付けられた感じでした。
れい師匠のドラマチックな作曲やキーボード、きょうじ師匠のメロディックなギターソロも心に響きまくりです。

洋の内外を問わず、このバンドが出す音の特徴は一言で言えば「曲に湿り気がある」という事。
アメリカでもなく、イギリスでもなく、日本の風土に根ざしてるとしか思えない独特の「湿度」が全篇に含まれている感じがするんですよね。
ほんと、特異だと思います。同じ「空気感」を漂わせるバンドを私は未だに見た事がありません。

ハードな音がお好みのあなたには、私が最初に聴いたアルバムの3枚目がお勧めですが、アルバムとして曲のツブが揃ってるなぁと思うのは断然4枚目です。
なんせ収録曲の「平均点」が高いのなんのって。
ベストアルバム常連曲以外のお勧めとしては「WAR MAN」「GIRL IN RED」あたりが私の心を捉えて放さないですね。

2008年7月27日日曜日

LED ZEPPELIN

昨年の再結成ライブも記憶に新しいLED ZEPPELINですが、もう20年近く「私が好きなROCK BAND TOP3」に君臨しています。
ただ、好きになったのは多感な青春時代・・・では無く、成人した後だったんですよ。
大学の時、ZEP大好きと公言する時井君という友人がいましてやたらと薦めてくるんですが、その時は「はいはい」みたいな感じで流していました^^
社会人になって何の気なしに当時本屋で売ってた1000円CDを購入して聴いてみると、これが・・・

「良かった^^」

けど、衝撃的に良かったわけじゃなく、ジワジワ、ほんとジワジワっと好きになっていき、今や不動のTOP3^^
ベストアルバム常連の歴史的名曲群ももちろん好きなんだけど何故か何度ベストを出しても(ホント、出してるのよ何度も)全くその選曲に引っ掛からない隠れた名曲がまた堪りません。
THE ROVER」や「SICK AGAIN」、まだの方は是非一度お試しください。ベストアルバムしか聴いた事がない人、もったいないですよ。
あと、ライブDVDは是非観て欲しいですね。
当時ビートルズが30分しかライブをしなかった時代に3~4時間も延々とやってた変態バンドの真骨頂は、やはり映像で確認して欲しい^^

最後にこれはどうでもいい事ですが、ZEPのライブ写真を初めて見た時最初にこのバンドを見たのは実は小学生の頃だったという事も判明しました。
小学生の頃読んでいて、今でも「私が好きな漫画 TOP3」に入ってる「マカロニほうれん荘」にいっぱい出てました^^
ありがとう、鴨川つばめ先生。